
25年以上のベテランだから出せる味
函館で甘納豆を作り続けて25年以上のベテラン職人の石黒孝一さん。石黒商店の歴史は昭和23年に遡る。創業者である石黒さんのお父さんが雑穀(豆類)問屋として創業したのが始まりで、昭和44年には製あん業もはじめ事業を拡大してきた。
そんな石黒商店が甘納豆づくりを始めたのは平成元年。時代とともに豆の卸先であった甘納豆店が減少していく中で、函館市内で最後の1店が無くなりかけたとき、「この地域から甘納豆を無くしたくない」という強い想いでその店を引き継ぐことを決めたのだそうだ。 初めは教えられた通りに作っていたのだが、「美味しい」と思える甘納豆づくりに試行錯誤を繰り返し現在の味になっている。
ここまでの道のりは簡単なものじゃなかった。失敗の連続。その度に経験と感性を磨き続けてきた。常に豆の状態や時期、水分含量を感覚で感じながら品質の高い美味い甘納豆を作っている。「豆はいきもの、その日の豆の状態によっても、種類によっても全然違う。人間もみんな違うからそれと一緒だよ。」と笑って話せるのは、これまで数十種もの甘納豆をつくり、幾度とない失敗を経験に変え、技術を上げてきた石黒さんだからなのだろう。
他では味わえない究極の甘納豆
石黒商店の甘納豆は柔らかく甘すぎないのが特徴で、賞味期限が14日と他の一般的な甘納豆と比べるとかなり短い。それは無添加・無着色で作っている事もあるが、一番は甘納豆の「味」にこだわっているから。
通常甘納豆は、水分量を極力減らし、さらに砂糖をふんだんに使うことでカビの発生を防ぎ、を保つことができる。石黒商店では、それよりも食べた時の食感や味に究極にこだわっている。 「自分で食べたいと思うか。人に食べさせたいと思えるか。」を常に考えながら作っている石黒さん。石黒商店の甘納豆はどれももっちりとした豆の食感とそれに最も合う優しい甘さが強く感じられた。
石黒商店のおすすめ商品
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函館の甘納豆専門店石黒商店。その中でも、人気なのが色々な甘納豆がミックスされた「彩」です。一度にいろんな味を楽しめるます。ご自宅でも、手土産でも喜ばれる、豆の味をしっかりと感じられるまさにスイーツと言える甘納豆です。